玄米と食養生。玄米と栄養と健康と2

こんにちは。食育コンサルタントのベルディアです。

「食養生」とは健康維持のため何を食するのか、といった概念をまとめたものです。

食養

食事に限った話ではなく、知識体系として、大事なのは知っていることではなくできるようになることです。
ただ、できるようになる、というのは中々に難しいことで容易ではないことが多いです。体で覚えなければいけませんからね。

食養生とは、養生法の一環であり、文字通り食を通じて命を養うことです。食養生は食べ物をつかった養生法なので、 病気でなくても健康を維持するために日常的に利用することができます。

未病

東洋医学の病理概念のなかに 未病 みびょう という言葉があります。

この言葉は中国の医学書「黄帝内経」 にはじめて見られます。このなかで、「未病」とは「病気に向かう状態」を指しています。つまり、自覚症状はないが検査では異常がある状態、もしくは、自覚症状はあるが検査では異常がない状態のことを指しています。

食べることには、からだを作り、エネルギーを補給するだけでなく、食事を楽しむ、ということもあります。

食養生の基本は、胃腸に負担のかかる食べ物を避け、旬の食材をバランスよく摂ることです。特に胃腸は冷えに弱いので体を冷やす食材に気をつけ、「未病」に対応してほしいと思います。

日々の食養生

食養生の基本には、カロリーや栄養素の計算ではなく、食べ物の持つ「味と性質」から食事を考える、というものがあります。

陰陽五行説の相関図.五味

 

陰陽五行:五性

食材には「五性(温性・熱性・寒性・涼性・平性)」があります。

例として、食欲減退となる夏の食材について説明したいと思います。

平性=エダマメ、トウモロコシ、ピーマン、パイナップル、ウナギなど。

涼性=キュウリ、ナス、オクラ、レタス、セロリ、マンゴーなど。

寒性=トマト、ニガウリ、ズッキーニ、トウガン、スイカ、メロンなど。

温性=カボチャ、ショウガ、シソ、ミョウガ、タマネギ、モモ、アジ、イワシなど。

熱性=トウガラシ、ニンニク、コショウなど。

夏には体の熱を冷ます涼性や寒性のものが多く出回ります。自分の環境に合ったものを摂取するようにしましょう。

 

陰陽五行:五色

最後に、食べ物の彩り「五色」です。

「五色」は、赤・黄・緑・白・黒です。これらの五色の色の考え方は、実は、薬膳料理の基本であり、和食(日本食)の基本中の基本なのです。

詳しくは、陰陽五行説4回目:陰陽五行説と五味 をご覧ください。

 

陰陽五行:五味

次に、食材の味「五味」です。

「五味」は、辛(しん)・苦(く)・甘(かん)・鹹(かん)・酸(さん)があります。

それぞれが体に対して独特の作用を持っています。たとえば、「酸」には筋肉や内臓を引き締め、汗や尿などが体から排出されるのを抑える効果があり、汗かきな人にオススメです。

詳しくは、五臓の性質を食事バランスをご覧ください。

 
 

玄米と食養生

食養生についての基本的な概念をお伝えしました。

それでは、玄米と食養生の関係について、先にまとめてを述べます。

玄米の効用

明治時代、石塚左玄という医者がいました。日本における食養医学の礎をきずいた人と言われています。

気候風土にあわせて、その土地でできるものを食べることが肉体的・精神的健康をつくる。「体育・智育・才育は、すなわち食育である」と左玄は説いています。

左玄は漢方を学んで医者になりました。そして、「白い米は粕(カス)である」と玄米を主食としてすすめました。(※ 石塚左玄 『通俗食物養生法』 1909年)

豊富な栄養素

ビタミンB群、ビタミンE、マグネシウム、カリウム、亜鉛、葉酸、パントテン酸、食物繊維、フィチン酸

咀嚼

玄米は白米に比べて硬く、咀嚼回数が増えます。そのため唾液に含まれる免疫成分が増えます。

とはいえ、、、、、

大原則は食事を楽しむ

楽しみながらバランスの良い食事をする、食を楽しむことにより精神的にもリラックスし消化吸収を促します。
ある1つの健康法にとらわれたり、偏った食事を避けましょう。

 
 

玄米が注目を浴びている訳は、栄養価の高さです。白米と玄米のカロリーを比較するとさほど違いがありません。玄米はヘルシーや健康維持のイメージがあるのは、白米と比較すると含まれている栄養の種類や量が豊富だからです。

本章では、玄米に関する基礎知識をまとめていますが、効果・効能をうたうものではありません。あくまで知識として参考にしていただければと思います。

食育コンサルタントのベルディアでは、様々なセミナーを行っております。また定期講座もあります。個別指導・個別講座も可能です。お気軽にお問い合わせください

また、ベルディアでは無料メルマガも発行しております。あわせて参考にしてください。

Follow me!

コメントを残す