ここでお伝えしたいことは、データはすでに過去になっている、ということを忘れてはいけないということです。そして、データから見えてくる「何か」を言葉にしてほしいと願っています。そして、その言葉から戦略を立ててほしいと思っています。
こんにちは。食育コンサルティングのベルディアがお届けするテーマ【マーケティング戦略はキーワードで生み出す】です。本日もどうぞよろしくお願いします。
仕掛け作り
何がヒットするかを予測することは容易ではありません。その予測できないヒット(≒ブーム)ですが、ヒットしたサービスを後追いで分析すると、必ずヒットしただけの仕掛けはあるものです。
たとえば、一過性のブームの側面が強い「アイドル」でありながらAKB48というアイドルグループはブレイクからおよそ10年がたちますが、いまだに芸能界にその存在感を残しています。
ビジネスを展開する事業体は、個人であれ法人であれ、ブームをブームで終わらせない継続できる仕掛けが重要です。
では、その「仕掛け」はどのようにしてつくっていくのか、ポイントを整理していきたいと思います。
トラフィックを生む仕掛け
質の高いコンテンツの作成に時間を費やしても、プロモーションに時間をかけていないのなら、ペイドメディア、オウンドメディア、アーンドメディアのチャネル全体の有効利用を考え、アプローチすることが重要であろうと考えます。
ブームの目的はオーディエンスを得ることです。
製品やサービスを開発しても売れる時代は終わっています。今は、開発した商品やサービスなどをコンテンツを通じて宣伝しなければモノは売れません。すると、「コンテンツを宣伝する方法は?」という疑問が生じます。
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まずは、何と言っても知名度を上げなければなりません。2つのポイントをお伝えします。
シェア
コンテンツにコメントやシェアしてもらう戦略です。Facebookやツイートがわかりやすい事例で、ユーザーに働きかけて記事について知ってもらうのは簡単です。
有料広告
FacebookやTwitterの広告などです。
この2つのプロセスで大事なのは、「Win-Win」となるように関係を構築する意識を忘れないことです。
自分のことばかりを知ってもらうように働きかけても、相手への配慮やメリットがなければ、関係づくりはうまくいきません。
周囲を取り込む仕掛け
小さなお子さんをお持ちの方であれば、一度は購入したことがあるかもしれません。
アンパンマン、ドラえもん、スヌーピーやミッキーマウスなど。
これらのキャラクターが長い間に指示されているのはなぜだと思いますか?
それは、親がそれらのキャラクターで育ったので、自分の子供にも同じキャラクターを与えているのです。つまり、子ども自身が選んでいるのではなく、周囲が選んでいるのです。
中長期的な人気を維持するためには、熱狂的な層を獲得するよりは、その上の層(たとえば親など)を獲得するマーケティング戦略の仕掛けが必要となってきます。
これからの時代は何も広報担当者や宣伝にかかわる企業・事業部だけではなく、経営者、技術者、営業、人事や総務担当者に至るまで、マーケティングに関係する意識は、これまで以上に重要な要素となってきます。
この記事がマーケティングとしてではなく、スキルとしての「マーケティング活動」を組織として取り組んでいただける一助になれば幸いです。
本章では少しでも「マーケティング活動」というものは非常に身近な存在であり、企業や部署に関係なく自分自身に役に立つスキルだと、そうのように思ってもらえるような記事をお伝えしてまいります。どうぞ、参考にしていただければと思います。
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