こんにちは。食育コンサルタントのベルディアです。
風邪の予防や引き初めに緑茶でうがい、と言う話を聞いたことはありませんか?
本日のお題は、健康茶で風邪予防、です。
風邪予防
健康な体を手に入れるためには、風邪を予防することも大切です。
日本人になじみ深い飲み物。緑茶。様々な場面で口にすることの多いお茶ですが、実は水分補給以外にも免疫力を上げる効果が期待できるといわれています。
緑茶にはカテキンという成分が含まれています。誰しもが一度は耳にしたことのある栄養機能成分ではないでしょうか。
このカテキンには、抗菌効果が期待できるといわれています。そのため、風邪の予防に効果的と言われる所以です。
ニュースで見たことがあるのですが、静岡県のある小学校では、水道からお茶が出ます。そのお茶水道で子供たちはうがいをしているので10年近く1人もインフルエンザを患った生徒が出ていないという統計も出ています。
長寿につながる
2015年5月に、国立がん研究センターから発表された研究発表に、「緑茶を飲む習慣が死亡リスクを減らし、長寿につながる」というものがあります。
風邪は万病のもと、といいますが、ここにも緑茶効果が表れているのでしょうかね(笑)
カテキン
緑茶の健康効果というと、まず挙がるのが「カテキン」です。カテキンは、植物中に数千種類あるといわれる「ポリフェノール」の一種で、緑茶の渋みの主成分。ダイエットや、血圧、血糖値の抑制から、抗菌、抗ウイルス効果(インフルエンザ予防)にいたるまで、さまざまな効果があるといわれています。
公益財団法人長寿科学振興財団が運営するホームページより、一部を引用して紹介します。
緑茶抽出液中の主なカテキンの割合はエピガロカテキンガレートが約59.1%と最も多く、次いでエピガロカテキンが約19.2%、エピカテキンガレートが約13.7%、エピカテキンが約6.4%含まれています。
カテキンの健康への効果
抗酸化作用
抗ウイルス作用
抗ガン作用
コレステロールを下げる作用
血糖の上昇を抑える作用
殺菌作用・抗菌作用
虫歯・口臭予防
肥満予防
また、静岡県立大学の研究として、緑茶カテキンは、抗酸化作用や抗アレルギー作用などの研究が進んでいて、そのなかで抗菌・抗ウイルス作用についてはインフルエンザ予防が期待されているという結果も報告されているほどです。
緑茶、、、いや、カテキンですね。ホント、すごいですね。
ちょこちょこ飲み
緑茶を飲んで摂取したカテキンは、小腸の腸管から吸収されます。飲んだ後、およそ1~2時間くらいといわれています。
つまり、緑茶、ひいてはカテキンの効果を持続的に続けさせるには、長くとも2時間おきくらいにちょこちょこと飲み続けるのがよさそうです。
健康茶と言われるお茶は、薬ではありません。いわゆる「健康食品」のような位置づけです。そのため健康茶を飲用することでの効果・効能をパッケージに明記することを薬事法により規制されています。
本章では、お茶に関する基礎知識をまとめていますが、効果・効能をうたうものではありません。あくまで知識として参考にしていただければと思います。
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