テンション・リダクション効果の「テンション(tension)」とは緊張を意味し、「リダクション(reduction)」とは減少や消滅を意味します。つまり、緊張状態が消滅したあとの注意力がおろそかになっている状態のことを指してテンション・リダクションと言います。
テンション・リダクション効果
例えば買い物をする時、人は緊張状態にあります。損しないかとか、本当に買うべきかとか、お金がかかるとか、、、etc
しかし購入し終わると、緊張は一気に減少します。そこがテンション・リダクションってわけです。まさに無防備になっている状態です。
そこで他の商品を売り込むと人は購入しやすくなります。
「ついで買い」を促す
ファストフードで言われる「ポテトも一緒にいかがですか?」もテンション・リダクション効果といってよいものです。
繰り返しとなりますが、テンション・リダクション効果とは「あれこれ悩んで購入を決断した直後は、財布のひもが緩む」という心理をうまくマーケティングに利用し、うまく「ついで買い」を促すポイントを説明したいと思います。
Webマーケティングへ応用
通販サイトの場合は、商品をカートに入れた段階が、購入を決意したタイミングで、
このような注意書きやポップアップをご覧になったことはありませんか?[free_buttun_txt]
テンション・リダクション効果は、お金を払う決断をした商品よりも、安い価格であることが大切です。「ついでだから」と感じてもらいやすい価格の関連商品を薦めることがコツです。
サンクスメール
購入した際に送られて来るサンクスメール。
商品購入後の緊張から解放された状態になっているお客様に配信されるメールですので、「ついで買い」を促進する効果が見込まれます。
レコメンド機能
「この商品を買っている人は、こういう商品も一緒に買っています」というレコメンド。
レコメンドはECサイトだけではなく、ニュースやブログでも活用されています。「あわせて読みたい記事」を掲載しているのが、それに該当します。
ネットビジネスでは、あまり押しが強いと逆効果です。いわゆる、「くどいな」という心象ですね。
言われてみれば確かに…ですね。
マーケティングスキルはビジネスを大きく左右する重要なスキルであるにも関わらず、学校や会社ではほとんど教えてもらえません。紹介した知識はマーケティングはもちろんですが、結局ビジネスをしていく上で顧客心理は切っても切り離せない重要なポイントです。
テクニックは、接客、営業、WEBマーケティングなど、様々なシーンで参考にできるものばかり。もちろん、職場や家族の問題の解決で合ったり―の中でも活用できるので、一度目を通して頭の隅っこにいれておくことをおすすめします。
本章ではこの新しい企業と消費者を結びつけるサービスの考え方、構築方法について紹介してまいります。どうぞ、参考にしていただければと思います。
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