前回は「食の安全」と「食の安心」の違いについて説明しました。今回は「食の安全」についてもう少し掘り下げていきたいと思います。
食品添加物
食品添加物は「食の安全」を気にされる方は避けて通れない内容ではないでしょうか。
食品添加物 – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/食品添加物
前回の記事でも説明したとおりですが、「食の安全」は数値化されて「基準値」により、私たちの日常生活で口にする食品の安全性を管理しているのです。日本においては厚生労働省および食品安全委員会が使用が認められた食品添加物について、一人当たりの摂取量を調査するなど、安全の確保に努めています。
しかしながらそれでもやはり、目に見えないものだけに「子供の身体への影響」や「発がん性」などといったように、身体に影響がないか不安になり食品添加物について賛否両論が出ています。
しかしそれらは本当に危険なものなのでしょうか?
食品添加物の安全性や、食品添加物が果たしている役割についてを踏まえながら話を進めたいと思います。
そもそも食品添加物とはどんなもの
食品添加物の定義を確認すると、食品衛生法では「『食品添加物』とは食品の製造過程で、または食品の加工や保存の目的で食品に添加、混和などの方法によって使用するもの」と定義されています。
現在日本で認められている食品添加物の種類は、指定添加物(454品目)、既存添加物(365品目) (平成28年10月現在)。
はて。これは多いのか?
ネットで検索してみたところ、アメリカの食品添加物に関する資料を発見しました。こちらによると、アメリカの食品添加物の種類は、約2550種類。アメリカの基準と日本の基準では異なる部分もあるため単純な数値比較はできません。そのため、日本の食品添加物の数の妥当性は、一般消費者には判断が難しいところということが改めて明白になった気分になったのは確かです。また、食文化の違いも否めません。う~ん。。。。。
話を戻して食品添加物とは何ぞや、というところ。
ざーっと調べたところ、様々な角度からの考察や主張が見受けられましたが、食品添加物を使う理由はまとめると以下のようになっていました。
・食中毒を防ぐ
・食品の保存
・香りや食感を良くする
・食品を美味しく見せる
で、その逆も調べました。すなわち、どんな危険性があるの?ってやつですね。
・発がん性
・アトピー
・アレルギー反応
・催奇形性(赤ちゃんへの奇形影響)
うん。テンプレート感が否めない検索結果でした。。。
この食品添加物に関する食の安全性は、もう少し調査した方がよさそうだと判断しましたので、次回以降に繰り越そうと思います。
私たち一般消費者がイメージする「食の安全」は、実は、心理的な判断による「食の安心」だったということがわかりました。
本章では、食の安全に関する基礎知識をまとめていきたいと思います。どうぞ、参考にしていただければと思います。
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