こんにちは。食育コンサルタントのベルディアです。
アロマセラピーとはアロマセラピーは、植物の花、葉、果皮、樹皮などから抽出した精油(エッセンシャルオイル)を用いて、心身をリフレッシュさせたり、生活の中にいろいろな形で役立てるものです。
アロマテラピーが「療法」として認識されたのは近年のこと、長い歴史の中での人々の知恵と経験が現在のアロマテラピーの処方の核となっています。
精油は医薬品ではありません。しかし、精油の作用や取り扱い方法、禁忌事項など、正しい知識を身につけ、安全に楽しむことが大切です。体調が悪い時、またご病気中の方、妊娠中の方、お子さまに使われる方、ご高齢の方は、使用前に必ず医師の診断を受けましょう。
アロマオイル。ラベンダー
「ラベンダー」。オイルシリーズ不動の人気№1。アロマテラピーの代名詞的存在として、不動の人気を誇ります。
リラックス効果や安眠効果が有名ですが、「万能精油」と呼ばれるほど用途が幅広く、アロマテラピーで最もよく使われるアロマオイル(精油)です。
今回はラベンダーの優れた効能やおすすめの使い方を詳しくご紹介します。
ラベンダーオイルの使用例
ラベンダーは、フローラルな甘い香りでとても人気が高く、芳香剤や入浴剤などによく使われています。ラベンダーは、古代ローマの時代からハーブとして利用されており、古代ローマの人々もラベンダーを浴槽に入れて沐浴していたように、その名前は、ラテン語のlavare(洗う)に由来しています。
しかし、そんな長い歴史のあるラベンダーですが、意外にも日本に広まったのは昭和初期です。
ポプリやドライフラワーに
香りが弱くなったポプリ・ドライフラワーに2~3滴垂らして香りをつけます。
家事に
掃除機のゴミパックやフィルターに数滴落とすと嫌な臭いが和らぎます。
枕元に
ストレスで疲れた心をリラックスさせ、イライラや不安、興奮、緊張を和らげるとされています。安眠効果があると言われるラベンダーオイルを布やコットンに2~3滴含ませて枕のそばに。
バスタイムに
全身浴ではバスタブに1~5滴落として軽くかき混ぜます。部分浴では洗面器に入浴温度よりも少し高めのお湯を入れ、約3滴のオイルを加えよくかき混ぜてから手足をつけます。
肌のトラブルに
ラベンダーは急速に治癒を即すことが、一番の魅力と言えるでしょう。傷ができた時に瘢痕形成を防いで、新しい皮膚に生まれ変わるための細胞の成長を助けます。
アロマテラピーの発祥をご存知でしょうか。
フランスの香水研究所で働いていた科学者、ルネ・モーリス・ガットフォセ博士が実験中に手に火傷を負ったところから始まります。その時、とっさに近くにあったラベンダーの精油に手を浸したところ、驚くことにすぐに痛みがひき、跡形も残らず驚くような早さで治癒したのです。
これを機に、科学的根拠に基いた精油の研究に没頭し、多くの論文を残しています。
そして1937年、「アロマテラピー」という著書を手がけました
そうなんです。アロマテラピーの始まりはラベンダーの精油と言っても過言ではないのは、この謂れがあるが故なんですね。
アロマオイル。ラベンダーのまとめ
ラベンダーは非常に多くの効果が期待でき、心と体の両面に効果的に働きかけてくれます。
安全性も高く、アロマ初心者や子供、高齢者にも使いやすい精油ですが、基本的なルールを守って、安全安心にアロマテラピーを楽しみましょう。
ラベンダーオイルの使用時の注意事項
ラベンダーが、多くの健康を目的とした使用法に対して、ラベンダーの有効性を示す科学的根拠は、ほとんどありません。
「アロマテラピーとは?」という人からエッセンシャルオイル(精油)が必需品の人まで。アロマテラピーの楽しさをご紹介しています。
日本ではまだまだですが、イギリス、フランス、ドイツ、アメリカなどでは医療現場や美容と健康を保つためのセルフケアとして浸透しています。しかし日本人は欧米人に比べ臭覚や肌もデリケートな体質、洋書などに書いてあるレシピでは強すぎる場合もあります。
薬用植物の成分はまだまだ解明されていないことが多く、本によっては全く正反対の事が書かれたりしていることもありますので注意が必要です。
繰り返してお伝えしますが、精油は医薬品ではありません。しかし、精油の作用や取り扱い方法、禁忌事項など、正しい知識を身につけ、安全に楽しむことが大切です。体調が悪い時、またご病気中の方、妊娠中の方、お子さまに使われる方、ご高齢の方は、使用前に必ず医師の診断を受けましょう。
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