カリギュラ効果。行動を紐解くマーケティングの心理学16

私たちが普段目にしている広告やキャッチコピーなど、実はいたるところで行動心理学の法則が用いられています。ついつい買ってしまった商品の中には行動心理学の法則にうまく乗せられてしまったものもあると思います。

戦術的なあれこれに取りかかるまえに、まず人間の行動について理解を深めてみると、効果的なマーケティングに役立ちます。

カリギュラ効果

マーケティングの世界では当たり前のように使えないと話にならない心理効果の一つが、今回お伝えする「カリギュラ効果」です。

カリギュラ効果とは、禁止されるほどやってみたくなってしまうという行動心理学の法則の一つです。

例えば、「このボタンは絶対に押すなよ」と言われるとついつい押したくなってしまう衝動に駆られてしまいませんか?昔話の鶴の恩返しでも、鶴に「絶対に部屋の中は見ないでください」と言われていたにもかかわらずおじいさんは覗いてしまいますよね。

カリギュラ効果の由来

1980年の米伊共同制作の上映映画『カリギュラ』が語源といわれています。

映画カリギュラは未成年者禁止映画で、ローマ皇帝カリグラを主人公にして、過激なポルノ描写があるために、ボストンなどでは一般公開禁止となったのです。

「見てはいけない」となったために却って話題を集め、許可されている他の州までわざわざ映画を見に行く人たちが激増したという逸話があります。

身近なところのカリギュラ効果

見てはいけないと言われればそれを見たくなり、聞いてはいけないと言われれば聞きたくなる。

この心理をたくみに利用した身近な存在のアレらの3つについて紹介したいと思います。

鶴の恩返しとダチョウ倶楽部

昔話の『鶴の恩返し』では、「絶対に見ないでください」と言われて、

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