うつ病と食品添加物2。食品添加物と上手に付き合う。食品リスクを考える!安全な食べ物15

添加物は体に悪いとは何となくわかっているんだけれど、添加物にはどういうものがあってどうして体に悪いのかを知りたいというご相談を受けることもしばしばです。

何をどう気を付けるか、というのは非常に難しいです。様々な論文が示しているとおり添加物には諸説あり、ほぼすべてに結論が出ていないことが多いのがその理由です。ただ、異口同音にその危険性が研究結果として示されているところは軽視できないのも実情です。

一般消費者として意識することは2つだと思います。

  • キッチンに存在しない調味料が使われていないかを裏面原材料表示を確認する
  • 裏面原材料表示は「量の多い順」に表示されているということ
  • この2つを意識するだけで食品添加物の摂取に対して、ご自身の意識を変えられるきっかけになるかと思います。

    前置きが長くなってすみません。

    本題です。

    心を強くする

    精神的タフさ、心の強さとは何でしょうか。

    苦難や壁を乗り越えること?

    第三者からの叱責に耐えられること?

    悲しみや寂しさをバネにできること?

    ・・・、何でしょうね。難しいです。心の状態というのは目に見えません。だからこそ、その難しさがさらに増すのかもしれません。

    ただ、本当に心の強さとは、気持ちの問題なんでしょうかね。

    医学的な知見によると、心の強さというのは脳の中で情報伝達を司る物質(神経伝達物質)が不足していたり、過剰だったりすると、脳の働きに異常が認められるそうです。つまり、心の強さと脳の神経伝達物質には関係性がありそうだというのです。

    その代表的なものとして、セロトニンがよく挙げられます。一般社団法人日本うつ病センターより、一部引用します。

    一般には、「気の持ちよう」といわれたうつ病は、医学的に研究が進み、その原因が探られています。ヒントは、脳に一千数百億個も存在するとされる神経細胞にありました。どのように研究者たちは、心の問題の解決法を脳の中に求めたのでしょうか? うつ病と神経伝達物質について考えてみましょう。

    現在、神経伝達物質は100種類以上も存在するといわれていて、そのうち約60種類が発見されています。なかでも、うつ病の治療ではセロトニン、ノルアドレナリン、ドパミンという3種類が重要視されています。

    これらの神経伝達物質がバランスよくはたらくことにより、脳の機能は健全に保たれるのですが、うつ病では過剰なストレスや過労などが引き金となって、これらの物質が減少し、喜怒哀楽のコントロールができなくなってしまうと考えられています。

    私たちの心の状態、脳内の神経の状態は毎日、毎時変化しています。うつ病になる仕組みはまだ完全には解明されていませんが、神経伝達物質の中のモノアミン類(セロトニン、ノルアドレナリン、ドパミンなど)が関わっていると考えられています。
    過剰なストレスや過労などが引き金となって、神経伝達物質のうち、セロトニン、ノルアドレナリン、ドパミンの量が減少したり、はたらきが低下してくると、さまざまなうつ病の症状があらわれるのではないかといわれています。

     

    セロトニンと食事

    セロトニンの原料となるトリプトファンというアミノ酸はもともと人体では作られていない栄養素です。肉類、魚類、米、麺類、乳製品など、タンパク質を含む食材に多く含まれています。

    ガソリンを供給してその爆発力で車を走らせます。逆説的に言うと、車はガソリンの供給に依存します。人間の体に置き換えると、人間の体はセロトニンを作ることができない理由は、その栄養素が供給されないからに他ありません。

    セロトニンを体内で生成する栄養素は、必須アミノ酸のトリプトファン、ビタミンB6、炭水化物の三つです。

    トリプトファンは、乳製品や大豆製品に含まれています。

    ビタミンB6は、鶏肉・レバー・カツオやマグロ、ジャガイモなどのデンプン質を含む野菜などに多く含まれています。

    炭水化物は、いわずもがな、白米などのご飯、パン、めん、いも類です。

    これらをバランス良く食事から摂取することでセロトニンが生成され、ひいては、心の強さにつながるのではないでしょうか。

    そして、国立精神・神経医療研究センターによりますと、うつ病患者さんに望ましい食事は「地中海式食事」や「和食」、一方で望ましくない食事は加工食品の多い「西欧式食事」といわれています。

    うつ病患者に望ましい食事

    以下、国立精神・神経医療研究センターの記事を引用します。

    地中海式食事は、欧米では健康食の代名詞のように使われます。野菜や果物、豆類、魚介類、穀物そしてオリーブオイルが豊富である一方、肉や乳製品(チーズやバター)はそれほど多くありません。和食も健康食として注目されており、地中海式食事と同様に、魚が多く肉や乳製品が多くないことはイメージしやすいと思います。つまり、日本人にとっては、日本の伝統的な食事をとればよく、食生活を地中海式食事に近づけることは必ずしも必要ありません。

    国立精神・神経医療研究センターの記事からも見える通り、セロトニンにつながる食事がうつ病にはよさそうに見えてきます。

    そして、このセロトニンとは真逆の働きをしている食品添加物があります。

    それが、「グルタミン酸ナトリウム」と言われています。

     
     

    調味料に限らず、「安全」と決めつけるのではなく、どのようなリスクが潜んでいるのかの正しい知識を、論拠ある文献から吸収して、あまり神経質になることもないと思いますが、添加物を気にしてます、くらいの感覚で食事を楽しんでいただければと思います。

    私たち一般消費者がイメージする「食の安全」は、実は、心理的な判断による「食の安心」です。

    本章では、食の安全に関する基礎知識をまとめていきたいと思います。どうぞ、参考にしていただければと思います。

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