どこまで発展してる?知っておこう。植物工場 1

植物工場という名前を聞いたことがありますか。

スマートアグリ(※農業のICT化)にもさまざまな形態があるが、その中でも「植物工場」、文字どおり、農作物をつくる工場です。

日本の農業は人材と環境の両面でさまざまな問題を抱えているのは多くの報道がなされているとおりです。
・農業就業人口の減少
・就農者の高齢化
・耕作放棄地の増大
・異常気象の頻発

そこで期待が集まっているのが、IT(ICT)等の先進技術を活用して生産管理や品質・生産効率などの向上を実現する「植物工場」なのです。植物工場とは、施設内の温度、光、炭酸ガス、養液などの環境条件を人工的に制御して自動で最適な状態に保ち、作物の播種、移植、収穫、出荷調整まで、周年計画的に一貫して行う生産システムのことです。

一般に、養液栽培を利用し、自然光または人工光を光源として植物を生育させる。 また、温度・湿度の制御や二酸化炭素施用による二酸化炭素飢餓の防止なども行われる。
植物工場 – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/植物工場

そもそも「植物工場」って、なに?

植物工場は、温室の環境制御を全自動で制御してIT化した太陽光利用型と、太陽光を使わず人工光を利用した環境条件を完全人工コントロールする人工光型があるのをご存知ですか?

一般的に認識されている「植物工場」の形態は、後者の人工光型植物工場です。その背景には様々な要因があります。

天候不順、異常気象といった気象の問題。輸入野菜の急増と消費者心理である食材に対する安心・安全といった信頼感。さらには、原発事故によって放射能に汚染された地域や塩害の地域における信頼感の低下や風評被害など、枚挙に遑がないほどです。

これらの諸問題に対する農業はないかということで出てきたのが、この「植物工場」という発想です。

人工光型植物工場の最大の利点は天候に左右されないというところにあります。そして、安定供給、水耕栽培による無農薬栽培により農薬における安全面をクリアしている点があげられます。

「植物工場」の課題

光、温度、栄養などの栽培環境を人工的に管理することで安定供給と安心安全な野菜を供給する植物工場ですが、様々な課題があるのも事実です。

IT化することによる設備投資、投資に見合う採算性、管理に伴う生産コストが基本的な課題です。そして、植物工場を成立するうえで最も重要な課題が人工光です。

本章では、植物工場の成り立ちから運営に必要な基礎知識や技術、活用する際の課題といった実用面までをまとめていきたいと思います。どうぞ、参考にしていただければと思います。

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