こんにちは。食育コンサルタントのベルディアです。

カモミールティーといえば、ハーブティーの中でも非常に知名度が高く、多くの人が飲んでいるお茶だと思います。日本では「カモミール」というのが一般的ですが、英語ではカモマイル、フランス語ではカモミーユなどと呼ばれています。

カモミールといっても、様々な種類があるのですがその中でも特に代表的な

「ジャーマンカモミール」

「ローマンカモミール」

があるので合わせてご紹介していきたいと思います。

カモミールティー

カモミールティーの原料である「カモミール」は、キク科の植物で白く可愛い花を咲かせます。その花を摘んでいただくのがカモミールティー、薄い黄色をしたお茶になります。

カモミールの起源・由来

カモミールはヨーロッパの原産で、今日では世界中の至る所で栽培されており、温暖な地域では野生でも育ちます。

その繁殖力は凄まじく、踏みつけられるほどよく育つと言われるほどの逞しさを秘めています。中世のイギリスでは、カモミールは謙虚さと忍耐の象徴とされていました。カモミールの名は、ギリシャ語で「地上の」を意味するChamaiや「地上のリンゴ」を意味するMelonに由来していると言われています。

ジャーマンカモミール

カモミールというと、一般的にはジャーマンカモミールを指します。

口当たりもやさしく、リンゴのような甘い香りがします。ハーブとしての効き目も比較的穏やかなため、子供からお年寄りまで、幅広く楽しめる人気のハーブです。ジャーマンカモミールは、ローマンカモミールよりも体への作用が優れていると言われていて、化粧品の原料などにも使用されています。

カモミールの特徴

アメリカのハーブ製品協会から出版されている「メディカルハーブ安全ブック」によると、カモミールの安全クラスは「適切に使用する場合であれば、安全に摂取できる」と分類されています。

カモミールティーにはシミの原因であるメラニンを生成しにくくする物質アビゲニンが含まれており、白く美しい肌を作る為のサポートをしてくれます。さらに肌のきめを細かくしたり、肌荒れやクマ、毛穴の引き締めにも効果がカモミールティーにはあるといわれています。

禁忌事項

キク科のアレルギーのある方、ブタクサやヨモギといった、キク科の植物に対して花粉症などのアレルギー反応がある方は、同じキク科の植物であるカモミールにも、アレルギー反応を引き起こす場合があります。また、子宮を収縮させてしまう作用があるので、妊娠中の摂取は控えるようにしてください。

なお、ヒトにおけるカモミールの効用はあまり研究されていないので、疾患に応用することを勧める根拠はほとんどありません。初期の研究の中には、カモミールはある種の皮膚病や、化学療法または放射線治療に起因する口内炎に効能があるかもしれないとするものがあります。

 
 
ハーブ(Herb)の語源は、ラテン語で草を意味するHerba(ヘルバ)に由来しています。

Herbの定義については、「香草」や「お茶にできる植物」などとあまり定まっていません。
また、 ハーブティーにはさまざまな効果がありますが、日常生活の中で用いる分量くらいならほとんど危険もなく(妊娠中を除く)、安心して利用できます。これはハーブティーの大きな魅力のひとつでしょう。

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