海水からの塩。塩を知る6

こんにちは。食育コンサルタントのベルディアです。

塩と健康は切っても切り離せない関係にあります。
塩がなくては、身体はあっというまにダウンしてしまいますし、かといって、塩分の摂りすぎも身体によくありません。健康のためには、塩との正しいお付き合いが大切なのです。

海水からの塩

海水から取り出す塩(海塩)は、世界ではそのほとんどが「天日塩」という製法で造られています。これは、海水を広大な塩田などに引き込み、太陽の力で水分を蒸発させて塩にするもので、広い土地と乾燥した風土が必須条件です。ところが土地が狭いうえに、雨が多くて湿度も高い日本では、この方法は使えません。そこで、海水を煮詰めて塩を取り出す方法が用いられました。

いかに少ないエネルギーで、海水中の塩を効率的に取り出すか。これが日本の塩造りの常に大きな課題でした。日本の塩造りの歴史は、この課題をクリアする様々な製塩法を編み出し、それを洗練していく過程なのです。

藻塩焼き

「藻塩」の製塩方法は、実は諸説あります。“藻を焼いてその灰塩に海水を注ぎ、鹹水をとって煮詰める”、“海水のついた藻に、上から海水を注いで析出した塩を海水で溶かす”などです。

日本で最も原始的な製法は、海藻を使った塩造りでした。詳しい方法はわかっていませんが、干した海藻に海水をかけてかん水を採り、土器で煮詰めて塩にしたのではないかといわれています。藻塩焼きに使われていた土器は、弥生・古墳時代を中心に、全国各地の海岸部でたくさん出土しています。

現代でも『藻塩』をつくる製法を神事として伝えられている地域もあります。

揚げ浜式塩田

水が染み込まないように固めた「塩浜」に、人力で運んできた海水を繰り返しまいて天日乾燥させ、塩分をたくさん含んだ砂をつくります。この砂についた塩分を海水で洗い流してかん水を採り、釜屋と呼ばれる小屋で煮詰めます。平安時代にはすでに行われていた伝統的な製法で、現在でも能登半島の一部で行われています。

イオン交換膜製塩法

現在、日本で造られている塩の90% 以上は、イオン交換膜製塩法によるものです。これは世界でもその安全性を評価されている製塩法で、日本海水もこの方法で塩造りを行っています。
 汲み上げられた海水は、まず、ろ過によってにごりが水道水の10分の1 というレベルにまで浄められ(小名浜工場にて採取・測定した値)、その後、イオン交換膜透析槽で濃縮されます。これは、塩の主成分となるナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、および塩化物イオンなどが溶けた状態だと、プラスとマイナスの電気を帯びていることに着目した方法で、電気の力で塩の主成分を集めるものです。

 
 
「塩」とひとくちに言っても、多種多様な商品が出回っている昨今。
おいしさはもちろんですが、毎日口にするものだからこそ、安心・安全な塩を選びたいですね。
 
 
塩を控えすぎていませんか?

減塩で問題となるのは、ミネラル不足になるということです。ミネラルが不足すれば代謝が滞ります。大切なミネラル補給源の一つである塩をやみくもに減らしてはいけないのです。

今の時代であるからこそ、食品としての塩、すなわち自然塩を確保することを真剣に考えてほしいと願っています。
食塩の質の良否は、体質の良否と深くかかわりがあることが科学的に証明されてきました。良い塩を選ぶと言う事は、何より大事なんだと、この記事が皆さまの健康にお役に立つことを願っています。

 

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