こんにちは。食育コンサルタントのベルディアです。
ビジネスオーナーになる方法と個人事業主になる方法はまったく違うということ。
ビジネスオーナーになるには、会社の仕事「すべて」を仕組み化すること。
仕組み化する前に自分で試してみることは大事ですが、最終的には、すべての仕事を仕組み化して、他人やパソコンにやってもらうことが必須なのです。
これが、個人事業主とビジネスオーナーの決定的な違いですね。
それでは、ビジネスオーナーになるための考え方や取り組みについて始めたいと思います。
経営理念とは
会社の経営理念やビジョンは大切、とよく言いますが、その存在意義を本当に理解していますか?
経営の神様とも言われている松下幸之助は、自分自身の経営に対する考え方をまとめた、著書の『実践経営哲学』で、まず、経営においてやるべきこととして、経営理念を作ることを挙げています。
経営理念とは、企業の創業者や経営者(社長)が示す、企業の経営や活動に関する基本的な「考え方」、「価値観」、「思い」、そして「企業の存在意義」を指します。
では、「経営理念が大事だ」と言われますが、経営理念を定めることでどんな効果があるのでしょうか?
なぜ必要なのか?
経営理念は会社が何者であり、何を大切にし、何を目指し、何をしていくかなどを示しています。経営理念は会社が新たな物事を起こすとき、会社が成長していくとき、会社が変わるときの地図や羅針盤ともなるものです。経営理念は言葉にして表明することで、実際にその内容を実現していきます。経営理念に賛同・共感する人が従業員やお客様になります。
結果、経営理念は会社の業績や継続性にも影響を与えます。
経営理念の構成要素
経営理念の基本となる構成要素は3つあります。[free_buttun_txt]
ビジョン(構想、未来の姿)
将来会社が目指す姿や実現すること。
ミッション(使命)
会社の使命、社会における役割や存在意義。
バリュー(価値観)
会社と社員一人ひとりが持つ信念や価値観。
経営理念の効果
経営理念のない企業の違いは?
経営理念を会社の内外に示すことで、自社がどんな会社なのか(会社の姿勢)が明確になります。それにより社員の判断・行動の指針が定まり、会社として一体感を生み出すことができます。つまり、経営理念には、社内に、同一の危機感、共通の価値観、自信と信頼、感謝の気持ちといった好ましい企業風土を根付かせる力があるのです。
(1)社員のモチベーション
社員のやる気が高まり、業績UPにつながることが期待できる他、景気低迷の際にも後ろ向きにならずに取り組むことも可能となります。
(2)信頼
取引先や金融機関に対して、安心・信頼を得ることにつながります。
(3)採用
求人者に対し企業のイメージが伝わり、人材確保でも有利になります。
(4)ブランディング
よい経営理念、本物の経営理念は独自性を生みだします。
まとめ
経営理念とは、未来に目を向けた時に企業がこれからどうなっていくのかを端的に表したものであり、組織とそこに属する従業員を導く指針となるものです。組織としての団結力があり、統率の行き届いている企業には、普段から合言葉のように使われ、行動ベースにまで落とし込まれた素晴らしい経営理念が必ずと言ってもいいほど存在します。
「これから企業の一体感をさらに高めていきたい」「組織の団結力を強めていきたい」という方がいましたら、自社の経営理念の『浸透』と『露出』がしっかりとなされているかを確認してみるといいかもしれません。皆さんの属する組織が一丸となるために、この記事を通して少しでも力になれたならば幸いです。
起業をするということは自身に全てのリスクが帰ってきます。オーナーになるということなので責任が重大です。
「自分がサービス提供をする」というビジネスアイデアを持って起業する人が多いですが、その後、集客や販売に成功してもそのビジネスから自分が抜けられないで困っているという人は非常に多いのではないでしょうか?
この記事が皆さまの経営にお役に立つことを願っています。
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