こんにちは。食育コンサルタントのベルディアです。

ビジネスオーナーになる方法と個人事業主になる方法はまったく違うということ。

ビジネスオーナーになるには、会社の仕事「すべて」を仕組み化すること。

仕組み化する前に自分で試してみることは大事ですが、最終的には、すべての仕事を仕組み化して、他人やパソコンにやってもらうことが必須なのです。

これが、個人事業主とビジネスオーナーの決定的な違いですね。

それでは、ビジネスオーナーになるための考え方や取り組みについて始めたいと思います。

経営資源

経営資源は、有限な経営資源と、無限の経営資源に大別されます。

まず有限な(限りある)経営資源としての代表格が『ヒト・モノ・カネ』です。限りある経営資源をどう調達し、事業にどう投下し、収益を生むのか。これが『経営』であると考えられています。

無限の経営資源とは、『情報』です。現代社会において情報は調べつくすことはほぼ不可能です。

これらの有限と無限の資源をどれだけ確保できるかによって、企業の競争力は決まると言われています。一般的には、ヒト、モノ、カネ、情報が主要な経営資源ですが、近年では知恵や技術なども経営資源に含められ、重要性が注目されるようになっています。

経営層から何らかの経営判断が示された場合、それは、これまでとは異なった部署にヒト・モノ・カネを投入することを意味しますので、全社の経営資源の配分を変更することになります。

例えば、もし、ある事業や特定の製品の売上を伸ばそうとの経営判断がなされれば、営業員を増加させ、商品在庫を積み増す必要があるでしょう。この増加させる要員や在庫が、「経営判断に伴って追加で投入する経営資源」です。このように経営資源を動かすことによって、初めて、「経営判断が実行にうつされた」といえます。

ここでは、経営資源の概要から活用方法や蓄積方法までご紹介します。

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ヒト

経営資源のヒトとは、主に会社で働く社員のことです。
社員の数が多く、優秀であればあるほど、その会社の人的資源は豊かになります。
従業員は会社の命なんて言葉があるほど、会社経営には大切ですね。

また、経営資源のヒトは広い意味では会社の成長にかかわる全ての人々と捉える場合もあります。
例えば協力会社の人々や、株主、税理士や法律家たちのことです。

確かにこれらの人々は、経営者(社長)の意思で動かせるものでない場合がほとんどですが、上手く活用できれば利益を生み出すことができます。
特に起業をする時には人脈が大切なんてよく言いますよね?
これは経営資源のヒトが会社立ち上げの第一歩には重要だという言葉なんです。

モノ

経営資源の「モノ」は会社で所有している物理的なモノのことを指します。

オフィスにある机やパソコンはもちろん、事務所や工場、パソコンにインストールされているソフトなども経営資源のモノにあたります。こうした「モノ」は多ければ良いというわけではありません。

事務所を借りるのであれば家賃、ソフトウェアの更新料、工場の清掃費など、「モノ」にはランニングコストがつきものです。

「モノ」が多すぎるとこのランニングコストが経営を圧迫してしまうこともあるので、バランスがとれた形で「モノ」を所有できているかどうかが重要になってきます。

カネ

経営資源における「カネ」とは、経営資金を指しています。企業が成長するためには、優秀な人材を採用し、その人材が活躍するための設備投資を行わなければなりません。また、設備を活用した製品製造やサービス開発にも経営資金が不可欠です。カネの資源は財務や経理の分野で管理され、キャッシュフローが適切に行われることで、会社経営を円滑にします。

情報

経営資源の「情報」とは会社が所有している無形財産のことを指します。たとえばその会社にしかない技術やノウハウ、それに伴って取得した特許、実験などで得られたデータなどは「情報」にあたります。

これらは形がないにせよ、扱い方によって会社の利益を大きく伸ばす可能性もあり、ものによっては売却なども可能になってきます。

そのため会社が保有する財産として、慎重に扱う必要があるのです。また会社の運営によっては社員が高い技術を有していることも少なくなく、その場合人的資源と情報資源の両方を有しているということになります。

ヒトがデータに意味づけをして情報になる

「情報」はヒトが意味づけし、何らかの解釈を施すことによって初めて、生の「データ」から「情報」へと進化するのです。表計算ソフトなどを使うと何らかの数値はじき出されますが、その状態では、それはまだ人間の解釈がなされていませんから、単なる「データ」であるに過ぎません。

そのデータを、例えば「このデータは、こういう観点からみるとこうだから、今後の販売促進に役立つはずだ」などといった解釈を付けると、ようやくそれは生のデータから情報へと進化を遂げるのです。

ちなみに、「情報」がさらに進化を遂げると「知識」(ナレッジ、knowledge)となります。一時、日本企業でも「ナレッジ・マネジメント」の必要性が盛んに叫ばれていました。

 

起業をするということは自身に全てのリスクが帰ってきます。オーナーになるということなので責任が重大です。

「自分がサービス提供をする」というビジネスアイデアを持って起業する人が多いですが、その後、集客や販売に成功してもそのビジネスから自分が抜けられないで困っているという人は非常に多いのではないでしょうか?

この記事が皆さまの経営にお役に立つことを願っています。

 

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