塩。Webからマクロビオティックの基本を学ぶ【最終回】

マクロビオティックといえば、玄米ご飯。

玄米は、白米よりも、ビタミン・ミネラル・食物繊維を豊富に含んでおり、人間が健康を保つために必要とされる栄養素をほとんど摂取できるため、完全栄養食と言われています。白米に慣れている方は、少し抵抗があるかもしれませんね。

美味しくなるポイントに、「塩」があります。炊く時に必ず塩を入れます。

塩とマクロビオティック

マクロビオティックは、塩をとても重要視します。

マクロビオティックというのは、日本の伝統食を基礎にした食事法で、明治時代に石塚左玄という人が提唱した「食養」に端を発します。桜沢如一によって欧米にも広められ、現在では世界中に実践者がいます。

多くの現代日本人は塩は料理に味をつけるものだと思っていることが多いです。健康のために塩をしっかりとる必要があるということを理解している人は少ないといわれているそうです。

塩の主成分は塩化ナトリウムですから、カリウムをとりすぎると、体のなかでは塩不足を引き起こすのです。

おいしい塩

塩は大きく分けて、海水塩、再製塩、精製塩、岩塩があり、特に工場で電解処理をして作られた精製塩と海水塩を比べると違いがはっきりわかります。精製された塩は塩化ナトリウムの結晶です。単純な塩辛さだけが舌を刺激してうまみは感じられません。

一口で塩と言ってもうま味や苦味、酸味があるものなどさまざまな種類があります。それは、ナトリウム以外のミネラルが含まれているからです。

自然の塩

健康のためには減塩を、とよく聞きます。しかし体液の塩分濃度は約0.9%に保つ必要がありますので、塩も適度には摂らなくてはいけません。東洋医学的にも塩は(鹹と書きますが)決して悪いものとは考えていません。

ただし本来の塩とは、自然の塩です。海水を天日で乾燥させて作る昔ながらの製法の塩には、塩化ナトリウムの他に多くのミネラル成分が程よく残っています。

微量なので人体に必要なミネラルを塩で補えるわけではありませんが、どうせ摂るならミネラルバランスの良いものを。

減塩による健康への悪影響

「塩は高血圧の原因」といわれてきました。しかし近年では、塩の摂取と血圧の上昇はかならずしも結びついていないことが明らかになってきています。

厚生労働省は「適正な食塩摂取量」として、健康な人の場合、「成人1 日10 グラム以下が望ましい」と発表しています。ちなみにこれは、塩に対する感受性の違いを含まない、一律の目安として発表されているものです。ですからすべての人にこの数値を適用するのはあまり意味がないのですが、少なくとも食塩感受性の人に関しては、この数値を守ることが望ましいと考えられます。

イメージで、極端な減塩やその逆に走るのではなく、正しい情報に基づいて適切な分量を心がけたいですね。
 
 

繰り返しますが、マクロビオティックは特定の食事法や食品のみを強要するものではありません。
 

桜沢如一氏の「とらわれない」という思想のとおり、人の言っていることや本に振り回されるのではなく、自分が食べるものは自分の体と相談して取り入れてほしいと願っています。

 
 

陰陽バランスを意識した生命としてあるべき姿を求めるものがマクロビオティックの概念です。

本章では、マクロビオティックに関する基礎知識をまとめていきたいと思います。どうぞ、参考にしていただければと思います。

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