n-3系脂肪酸による健康への影響。毎日の食卓にオイル7

こんにちは。食育コンサルタントのベルディアです。

油(脂質)と聞くとどのようなイメージを思い浮かべますか?

太る、、体にわるい、、悪性〇〇、、、etc

しかし近年の研究から油(脂質)は病気を予防することはもちろんのこと、若さを維持するために非常に重要なものであることが広く認識されてきました。

毎日の調理に使う油だからこそ、体にとってよい油を摂るように心がけてはいかがでしょうか。

n-3系脂肪酸

n-3系脂肪酸とは、以前はオメガ3脂肪酸ともよばれていた多価不飽和脂肪酸の一つです。オメガ3脂肪酸のEPAやDHAは、脂肪が多い魚(たとえば、サケ、マグロ、マス)や甲殻類(たとえば、カニ、ムール貝、カキ)のような海産物に含まれています。血中の中性脂肪を下げたり、不整脈を予防したり、血液をさらさらにして動脈硬化を防いだりすることなどがわかってきています。

また、n-3系の多価不飽和脂肪酸を多く含む魚を摂取すると、心疾患の危険性が下がることが報告されている論文もありますが、それらを否定する論文もあり現時点では結論には至っていない向きがあります。

以下に農林水産省がまとめているn-3系脂肪酸について転載してご紹介します。

n-3系脂肪酸
n-3系脂肪酸には、α-リノレン酸、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)などがあり、α-リノレン酸は植物油が、EPAやDHAは魚介類が主な摂取源です。

これらの脂肪酸は体内で合成できない必須脂肪酸であり、欠乏すると皮膚炎等を発症するため、日本人の食事摂取基準では目安量が設定されています。
なお、n-3系脂肪酸には、冠動脈疾患、脳卒中、糖尿病、乳がん、大腸がん、肝がん、加齢黄斑変性症、あるタイプの認知障害やうつ病に対しても予防効果を示す可能性があり、日本人で有効性を示す報告も数多くあるとされています。しかし、明らかな予防効果は認められていないとして、目標量は設定されていません。
出典:農林水産省「脂質による健康影響

n-3系脂肪酸と心疾患の関係について

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2015年版)」によると、「体内に入った α-リノレン酸は、一部 EPAや DHAに変換される」とあります。このオメガ3(n-3系脂肪酸)の油をたくさん持っている食材は、一般的に青魚といわれるイワシやサバです。

オメガ3サプリメントに関する研究は多数あり、特に海産物や魚油に含まれるオメガ3と心疾患に関する研究が実施されています。個々の研究結果は一致していません。2012年に報告された統合解析2報では、オメガ3の心疾患予防効果について説得力のあるエビデンスは得られませんでした。

この2012年の研究者グループが、心疾患リスクに与えるEPAおよびDHAサプリメントの効果について調査、解析をしました。一つのグループは、心疾患の既往のある人についての調査だけを解析し、もう一つのグループは心疾患の既往のある人とない人両方についての調査を解析しました。その結果、サプリメントが心疾患を予防するという確固とした根拠は得られませんでした。

n-3系脂肪酸と糖尿病の関係について

欧米における先行研究で、リノール酸の摂取量が多い人では糖尿病のリスクが低いことが一貫して報告されています。

以下は、国立がん研究センターの発表の一部について、2つを転載してご紹介します。

研究開始から5年後に行なったアンケート調査の結果を用いて、魚介類の摂取量により4つのグループに分類し、その後5年間の糖尿病発症(男性572人、女性399人)との関連を調べました。糖尿病の発症は、研究開始10年後に行った自記式調査で、上記追跡期間内に糖尿病と診断されたことがある場合としました。

その結果、男性では魚介類摂取が多いほど糖尿病発症のリスクが低下する傾向が認められ、摂取量が最も少ない群に比べ最も多い群では糖尿病のリスクが約3割低下していました(図1)。一方、女性では魚介類摂取と糖尿病発症との関連はみられませんでした。
出典:国立がん研究センター「魚介類摂取と糖尿病との関連について

小・中型魚および脂の多い魚の摂取により糖尿病リスクが低下
男性において、魚を大きさにより分けて分析したところ、小・中型魚(あじ・いわし、さんま・さば、うなぎ)の摂取は糖尿病のリスク低下と関連していましたが、大型魚(さけ・ます、かつお・まぐろ、たら・かれい、たい類)の摂取は糖尿病リスクとの関連はみられませんでした(図2)。また、魚を脂の量で分けた場合、脂の多い魚(さけ・ます、あじ・いわし、さんま・さば、うなぎ、たい類)の摂取により糖尿病のリスクは低下する傾向がみられましたが、脂の少ない魚(かつお・まぐろ、たら・かれい)では関連はみられませんでした。魚以外の魚介類(いか、たこ、えび、貝類)、塩魚・干物、水産加工品の摂取と糖尿病発症との関連はみられませんでした。
出典:国立がん研究センター「魚介類摂取と糖尿病との関連について

 

油(脂質)は種類を選んで上手に摂取することで動脈硬化や生活習慣病の予防に役立つとされています。

摂り過ぎた油の悪影響を解消するためにも、正しい知識と摂取量を守ってほしいと願っています。

この記事が皆さまの健康にお役に立つことを願っています。

 

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