こんにちは。食育コンサルタントのベルディアです。
油(脂質)と聞くとどのようなイメージを思い浮かべますか?
太る、、体にわるい、、悪性〇〇、、、etc
しかし近年の研究から油(脂質)は病気を予防することはもちろんのこと、若さを維持するために非常に重要なものであることが広く認識されてきました。
毎日の調理に使う油だからこそ、体にとってよい油を摂るように心がけてはいかがでしょうか。
オリーブ油
ダイエットやコレステロール対策など、健康的なイメージで人気のオリーブオイル。品質の良いオリーブオイルは、ヘルシーで太りにくく、美容効果も期待できると言われています。
しかし「良いものを買いたい」と思っても、さまざまな種類があって、どれにすればよいのか迷ってしまうことも多いのではないでしょうか。
健康に良いとされるオリーブオイルですが、このオイルにもデメリットがあり、使い方において気をつけなければならない注意点もあります。
以下にオリーブオイルのデメリットや使用上の注意点と、それに対する対処方法について記述します。
なお、ここで取り上げるオリーブオイルとは、エクストラバージンオリーブオイルのことを指します。
オリーブオイルは身体に良いらしい
オリーブオイルはその名のとおり、オリーブの実から摂れる植物油です。加熱せずに生の状態で絞るためフレッシュなオイルです。なんとなくカラダに良いとは聞いているものの、どのような効能があるのかと聞かれると具体的に説明しにくいかと思います。
オリーブオイルの肌への効果は、保湿・紫外線対策・ニキビや吹き出物予防・シミの除去・シワの改善など、女性には嬉しいメリットばかりです。
オリーブは果実を絞って放置しておけば、油分が果汁の上に浮かび上がってくるといわれていたこともあって、昔から保存食として重宝されていたんです。他の食物油がリノール酸を主成分とするのに対し、オリーブオイルはオレイン酸を比較的多く含むため、酸化しにくく固まりにくいという特徴が。熱にも強い耐性をもっています。
オリーブオイルの注意点
食の多様化にともなってオリーブオイルの需要が増えています。オリーブオイルは食味だけでなく、健康や美容業界からも注目されているように高い栄養価が特徴です。身近に販売されているオリーブオイルですが、選ぶときは十分に注意する必要があります。
特に増えているのがオリーブオイルの偽物です。オリーブに近い果肉を使って製造されているオリーブオイルも少なくありません。メーカーや銘柄などを確認して信頼できるお店から買うのが偽物に騙されないためのコツです。
カロリー過多
そもそも「油」ですから。
大さじ1杯(12g)で約111キロカロリーあります。これ、実はサラダ油とかわりません。
オレイン酸
オリーブオイルに含まれているオレイン酸が、血中の善玉コレステロールを減らすことなく、悪玉コレステロールを減らしてくれます。
エキストラバージンオリーブオイルは、酸度(遊離オイレン酸の割合のことで、低いほど酸化しにくい)が低く、その数値は0.8%以下です。このオイレン酸は悪玉コレステロール値を下げ、しかし善玉コレステロール値は下げないという働きをしてくれます。そのため、動脈硬化・高血圧・心疾患などの生活習慣病を予防、改善につながります。
また、オレイン酸は胃での滞在時間が飽和脂肪酸に比べ短いことで知られています。その分、余計な胃酸を分泌する必要がなくなります。このため胃もたれや胸焼けなどが少なくなり、胃まわりの疾患の予防や改善に効果的です。これが、「オリーブオイルは身体に良い」と言われるゆえんとなっています。
その他にも、オリーブオイルに含まれる不飽和脂肪酸は、オレイン酸を多く含むオメガ9系に属し、酸化しにくい特徴を持っていたり、抗酸化作用の強いポリフェノールを多く含んでいるため、体内で脂肪細胞が増加するのを抑制する働きを持っています。
おいしいと感じる感性を大切に
本物を見極めるためには、「おいしい」と素直に感じられることが最も大切です。自然の恵みからいただく“本物”のエキストラバージンオリーブオイルからは、鼻孔をくすぐる素晴らしい芳香や、身体にスッと馴染む爽やかさを得ることができるでしょう。
開封したばかりにも関わらず、酸化した油臭さを感じたり、食べると胸やけ、胃もたれなどの不快感があるものは避けましょう。
油(脂質)は種類を選んで上手に摂取することで動脈硬化や生活習慣病の予防に役立つとされています。
摂り過ぎた油の悪影響を解消するためにも、正しい知識と摂取量を守ってほしいと願っています。
この記事が皆さまの健康にお役に立つことを願っています。
食育コンサルタントのベルディアでは、様々なセミナーを行っております。また定期講座もあります。個別指導・個別講座も可能です。お気軽にお問い合わせください。
また、ベルディアでは無料メルマガも発行しております。あわせて参考にしてください。
No responses yet