こんにちは。ベルディアです。

本日はいつもとはちがって個別の何かをお話するのではなく、行動心理学をとりいれることの意味や目的などを中心にお話をしたいと思います。ですので、本日はテクニックのご紹介ではなく、どちらかというとマインドに近いお話をしたいと思います。

そもそも行動心理学とは

はじめに「行動心理学」とは何なのかをお話しましょう。

行動心理学とは「人間の行動を観察することで、人間の心理を研究していく」学問だと言われています。Webマーケティングの文脈で語られる行動心理学は「ユーザーの行動に影響を与える心理的効果」のことを意味します。

人間は生きている限り、必ず何らかの行動をしています。

その行動が小さなものであっても行動を取っています。この行動のひとつひとつに、どんな意味や心の動きがあるのかを判断していくのが「行動心理学」。

口から発せられる言葉以上に行動は顕著です。行動は無意識で行われていることもあります。

Webマーケティングに心理学を応用するという考え方は、初めて言われるとピンとこないかもしれません。しかしながらユーザーの行動はリアルでもWeb上でも同様で何かしらの心理的効果が働いています。
ですから行動心理学を効果的に利用することは、Webマーケティングの成果を高めるためには必要不可欠なのです。

「行動から人の気持ちを理解する」のが、行動心理学なのです。

ユーザーの行動プロセスを知る

心理学は、人間の行動に結びつく心理過程の研究です。それは、私たちの行動すべてに影響を及ぼします。

心理学は、「ユーザーはなぜそのような行動を取るのか」「ユーザーに実行してもらいたい行動を促進するためのデザイン要素は何か」といった質問に答える手助けをしてくれます。しかし、心理学の法則は、主にマーケティング担当者の手が届かない学術研究・文献の領域にあるのです。

マーケティングでは、ユーザーの行動プロセスの法則を知ることが戦略の立案に役立ちます。人間を知るということは、すべてのビジネス活動や生活に重要なこと。

ぜひ、行動心理学で扱われる理論や心理効果を覚えておきましょう。

ただの押しの強いセールスを続け、最後には誰もあなたの話を聞いてくれなくなるかもしれません。

端的に伝える

行動心理学にまつわる「効果」は多岐にわたります。商品特性やアピールしたい層に合わせて使い分けてみたいテクニックは、その時々に応じてあるのは当然のことです。

全てのテクニックに共通して言えるのは「その商品をイメージ付ける」「記憶してもらう」「得られる効果を解りやすくする」ことに尽きます。

例えば、ビジネスにおけるブログ活用のセミナーに参加しそのテクニックの断片的な内容は記憶に残っても、詳細は忘れてしまう可能性が高いと言われています。これを「要約効果」と言います。そして、これはマーケティングコンテンツの成果に大きく関連しています。

多くの人たちはそのほとんどが多忙な中で生活しており、その中で自社のモノやサービスを記憶にとどめてもらう必要があります。つまり、如何にして端的にその商品の良さを伝えなくてはならないということが理解できるかと思います。

アメリカのローランド・ホール氏が提唱した「ユーザーの消費行動」の仮説で、「認知段階」「感情段階」「行動段階」のプロセスの重要性が唱えられています。

このプロセスのうち、「認知段階」がもっともその「端的に伝える」ということの重要性が占める割合が高い段階となってきます。

受け皿を作ること

前述にて、コンテンツを通してユーザーとの関係性を築き上げるために、ユーザーに期待する行動をわかりやすく伝えることが重要と述べました。

行動をこちらから要求をすることで好意的な態度を引き出すことも重要ですし、自社のコンテンツに好意を示したいユーザーに対して常にその方法が提示されている状態を作っておくことでより好意も増します。

最終的なゴール(製品の購入など)につなげるために、見込顧客であるユーザーに「最初の要求を受け入れてもらう」ことが重要となります。ポイントは要求を受け入れてもらうための導線や受け皿の設計です。

行動心理のまとめ

ウソと煽りばかりを使って、行動心理学の効果を駆使したとしても、そんなものは簡単に見破られることは自明です。実体とそぐわない商品やサービスは、必ずどこかで頓挫します。

普段の生活の中で、モノやサービスを買う時にちょっとだけ心理学を意識してみると、心理効果を利用しているなと気づく場面に出くわすことが多いと思います。

行動心理学をマーケティング手法の一つとして捉え、簡単にできることから試してみてはいかがでしょうか。
 
 

マーケティングの効果を高めるためには、人間の行動心理や思考のクセ、脳の特性を知ることが大切です。

この記事では、顧客心理を掴むために、マーケティングに使える行動心理学、認知心理学、社会心理学、行動経済学などの心理学をご紹介します。

行動心理学の効果は、見込み客に役立つ商品やサービスを正しく届けるために使いこなしていくのが、マーケティング活動のやるべきことです。マーケティング活動に役立ててください。

 

本章ではこの新しい企業と消費者を結びつけるサービスの考え方、構築方法について紹介してまいります。どうぞ、参考にしていただければと思います。

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