ピグマリオン効果。行動心理を効果的にマーケティングする8

ぜひ今回の記事を参考にしていただき、ピグマリオン効果を上手に活用してくださいね。

ピグマリオン効果を一言で言えば、それは「人は本気で向き合えば期待通りに相手を向上させることができる」です。

ピグマリオン効果とは

ピグマリオン効果とは、教育心理学と呼ばれる心理学分野で提唱されている心理効果のひとつ。「教師期待効果」とも呼ばれ、主に教育現場で活用される効果です。

しかし、教育現場だけではなく社内教育や日常生活の人間関係まで、ピグマリオン効果はとても役立つことが知られています。また、その効果は応用範囲が広く使いやすくもあります。

人は、相手にもたれている期待感によって成果や成績が変わることがわかっています。

期待感を持って指導することで、実際に生徒の成績が上がる現象を「ピグマリオン効果」、期待感を持たないで指導することで成績が下がる事を「ゴーレム効果」と言います。

実験で検証されたピグマリオン効果

アメリカの教育心理学者ロバート・ローゼンタールによって提唱された、教育心理学における心理的行動のひとつで、別名「教育期待効果」、または「ローゼンタール効果」とも呼ばれています。

ローゼンタールはある小学校のクラスを対象に、知能テストを行う実験をしました。学級担任には「このテストによって今後成績が伸びる生徒が分かる」と説明しましたが、実際にはそのような効果はない一般的な知能テストでした。テスト後、結果に関係なく無作為に生徒を選び出し、「今後成績が伸びるのは、この生徒たちだ」と伝えました。担任教師はこれを信じて選ばれた生徒たちに期待して指導をしました。すると、本当にその生徒たちの成績が向上したのです。

この実験で、成績が向上した要因として考えられるのは、担任が選ばれた生徒たちに期待を示し、子供達は期待されていることを意識してそれに応えようとしたことが挙げられます。

これは、適度な期待が相手のやる気を引き出し、その結果として期待に応える成果を上げることを示唆しています。教育だけでなく、ビジネスでの人材育成やマネジメントに活用することで効果を期待できます。

「ピグマリオン」の由来は、キプロス王ピグマリオンが、自ら彫刻した乙女像を愛し続けた結果、人間の女性になったというギリシア神話から命名されました。

4つのポイント

ピグマリオン効果は十分にビジネスに使うことができます。自社のプロジェクトチームに、適切な期待をかけるのです。期待されると人(チーム)はその期待に応えようとします。

そしてこの効果は自分に使う事も可能です。オリンピック選手で「メダルを取る」と何年も前から宣言して本当にメダルを取ってしまう人が居ますが、これは自分に対して期待を掛け、その期待に応えるような行動を取ったため、と言う事。金メダルとまでは言わないまでも、成約率を上げるなど現実的で実現可能な期待を掛けるのはいつでも出来ることです。

ピグマリオン効果をより高めるために気をつけたいポイントを4つご紹介します。

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