「マーケティング戦略はキーワードで生み出す」というテーマでお伝えしてきたマーケティング戦略の記事も、今回が最後です。

マーケティング戦略はマーケティングを通じて企業戦略の現状分析と市場志向型戦略の策定、評価、選抜を行い、経営目標と販促方針に寄与する全ての基本的且つ長期的な活動を指します。

その現状分析に使用するのが、これまでに収集したデータです。しかし、データが示すものは過去であり、現在や未来を物語るものではありません。

では、マーケティング戦略としてそれらのデータをどのように活用するのか。

それが、データから見えてくる「何か」を言葉にする、ということです。

第1回:データから見えてくる「何か」を言葉にする。

第2回:イノベーター理論から革新へ。

第3回:“変革”から“生産性”へ。

第4回:仕掛け。ファン数を増やしてブームを創る。

第5回:参加。リレーションシップ・マーケティング。

第6回:気軽さ。最小の手間で最大の効果を生む。

第7回:ギャップ。理想と現実を埋めるサービス。

第8回:シェア。共有が生み出す新しい価値。

 
 

強みを正しく認識するための手段は、取引のある顧客、もしくはエンドユーザーからの評価を直接確認することです。

強みを明確にする過程で、消費者に対するコミュニケーションの取り方、とりわけ、キャッチコピーなどの言葉を発見することができます。

強みに集中することで、取引先・消費者により良い「価値」を提案・提供することが出来ます。

 

ニーズがあれば、そこにはビジネスチャンスが必ずあります。ただし、競争社会ですから、多くの人がすでに知っているニーズを満たすだけでは、競争優位になれないかもしれません。

欲しい商品は何か、商品をより使いやすく魅力的にするための改良は何かなど、顧客に聞くのが一番の近道です。

そして、中長期的な人気を維持するためには、熱狂的な層を獲得するよりは、その上の層(たとえば親など)を獲得するマーケティング戦略の「仕掛け」が必要となってきます。

 
 

これからの時代は何も広報担当者や宣伝にかかわる企業・事業部だけではなく、経営者、技術者、営業、人事や総務担当者に至るまで、マーケティングに関係する意識は、これまで以上に重要な要素となってきます。

この記事がマーケティングとしてではなく、スキルとしての「マーケティング活動」を組織として取り組んでいただける一助になれば幸いです。

 
 

本章では少しでも「マーケティング活動」というものは非常に身近な存在であり、企業や部署に関係なく自分自身に役に立つスキルだと、そうのように思ってもらえるような記事をお伝えしてまいります。どうぞ、参考にしていただければと思います。

 

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